所沢・狭山・東村山・東久留米・清瀬周辺のリフォーム

家庭内で使用される水の量は、トイレ28％、おふろ24％、キッチン23％、洗濯17％、その他8％の割合で最も多いのがトイレです。従来品1990年代頃は水道使用量1回13L、現在は１回3.8L〜6L、従来品の約1/3の使用量です。ご家族4人（大1回、小3回）で使用した場合、従来品と１回6Lで流す便器を比較すると、2日でお風呂約1杯分以上の節水になり、年間にすると驚きの節水量です。

トイレの床はクッションフロアやフローリングが多いですが、水はねや尿とびの汚れが気になる場合は、一般のフローリングは不向きです。特に尿の汚れはアンモニアが染み込みシミになる場合があります。ご家族の使用状況にもよりますが、ご心配な方はアンモニアなどに強いトイレ専用の床材をおすすめします。

ダイケン/グラフィアートトイレタフ
TOTO/ハイドロセラフロア
リクシルINAX/セラミックトイレフロア など

手洗い付タンクの便器は、便利なようですが、手洗いした後、タオル掛けまで濡れた手を移動させるので便座や床の上にいつも水滴が垂れてしまい、壁には水はねするなどしてしまいます。そんな理由から洗面室が隣接している場合は手洗い付タンクの便器はあまりおすすめしていません。また、タンクの手洗いで手を洗う場合は、タオル掛けの位置はタンクのすぐ横に取付をして、水が垂れる距離を短くするようにします。

トイレ室は他の部屋に比べて狭いので、トイレ側に空けるドア（内開き）は、緊急の時、トイレ室内に人が倒れてしまった状態だと出入口を塞いでしまい、出られなくなってしまうことがあります。ですから、外開きのほうが安心です。
また、外開きにすると、廊下側に開くので、トイレ使用中のドアの開閉には注意して通りましょう。
廊下が狭い場合は引き戸に替えればその心配もなく安全です。

座ったまま手が届く範囲に欲しいのが、トイレットペーパーです。棚つきの2連紙巻器ならひとつがストックとして置けだけでなく、ポケットに入れた落としやすい小物や終わりそうなペーパーの置き場としても使い勝手がよいのです。

将来的に必要とされる手すりは、トイレリフォームの際に取付するのがお得です！なぜなら、後付けする時は、手すりを取付する壁下地の補強が多くの場合は必要です。壁がクロス仕上げの場合は、クロスをはがして補強下地しますから、補強した部分のクロスを張替えしなくてはなりません。手すりが必要になってからでもよいのですが、一緒に行うことで取付工事費のコストが抑えられます。また、手すり単独を取付してもよいですが、棚つき2連紙巻器がセットになった手すりタイプがおすすめ！インテリア性が高く、使いやすさもよいので好評です。

組合せ収納や壁の厚みを利用する（壁厚収納）を作ります。10センチ程の壁厚があれば、トイレットペーパーも納まります。衛生用品や掃除用具などは隠す収納ならば、見た目もスッキリ！掃除も手早くできます。

洗面化粧台の交換は､今と同じサイズが基本となります｡メーカーサイズは幅60cm､75cm､90cmであれば､
ほとんどのシリーズで対応しております｡ほぼサイズが決まっている幅サイズに比べ､高さに関してはミラーキャビネットを含んだ本体高さになると174cm〜195cmとタイプにより異なります｡

また､2階や廊下､バルコニー脇などの2台目の洗面台として､狭いスペース向きの商品もあります｡
ご希望の商品を選ぶときにはリフォーム前にサイズチェックをして置きましょう｡

標準仕様は高さ80cm､各メーカーシリーズにより､高さ75cm､85cm､お選びいただけます｡
また､身長に合わせて､使いやすい高さに調整できる便利なタイプもあります｡

狭い洗面室の場合は､収納は欠かせません｡コンパクト収納できる洗面化粧台は､鏡の裏側に収納できる三面鏡タイプが､スッキリ隠せるので人気です｡
鏡も正面､左右､後ろまで確認できるので見やすいようです｡なかには､鏡が前にせり出すタイプがあり､お化粧や髭そりなどがラクにできます｡

また､洗面台は奥行のあるものなので､鏡をのぞき込む時に体勢がつらい方には好評をいただいております｡

浴室から出た時に､湯気で鏡がくもってしまうことがあります｡
浴室と洗面化粧台が隣接している場合などには､おすすめしています｡従来のくもり止めはヒーター入りでしたが､ヒーターなしでも鏡がくもりにくい｡

特殊加工により､電気代不要の環境にやさしい設計です｡お選びいただく商品により､標準･オプションがあります｡

既存の洗面化粧台を取り外すと､設置してあった場所とそれ以外の場所では壁紙や床材の色合いも変わってしまいます｡洗面化粧台の交換時には､壁紙や床材の張り替えを一緒になさることをおすすめいたします｡

壁紙は水まわり向き､また汚れをふき取ることのできるタイプのものがよいでしょう｡

床材は､お手入れしやすいクッションフロアやフローリングが多いですが､水まわり向きの商品をお選びになれば､耐久性がアップいたします｡

配管が長すぎて､お湯が出るまでの時間がかかり､捨て水が多い｡2階や離れにお湯の出る洗面にしたい｡
そんなご家庭に最適なのが､電気温水器付洗面化粧台です｡洗面ボウル下の収納扉の中に小型電気温水器を取付します｡水栓のハンドルをひねると､すぐにお湯が使えるので､節水のうえ快適です｡

温水器を使用しない場合､一般的な施工ではお湯が到達するまでに約10〜15秒かかります｡ちなみに､4人家族の場合､毎日､お湯を待つ捨て水は､1日で約バケツ3杯分､1カ月では浴槽約4杯分になるそうです｡

（※4人家族が朝と晩にお湯を使用し､給湯配管長さが18mの場合､1日あたり約24Lの試算です）